看護師の働き方

看護師の子育てについてのキャリア・働き方と職場の探し方

ママさん看護師の子育て事情

子育てを控えるナースの声

【病棟勤務9年目 Aさんの子育てを控えたのお悩み】
今現職で大学病院の病棟勤務をしていますが、日勤の場合19時あたりに病院を出て帰宅するのが通常の状態です。受け持ちの患者さんがやっぱり多いので記録に時間を取られてしまったりしてしまうのに加え、委員会や勉強会の業務外での縛りがあるため、遅くなってしまうことも結構あります。インシデント等のイレギュラーなことがあればもっと遅くなるケースもあり、現在の職場では両親等の手を借りなければ子育てを両立するのは無理かなと感じているのが正直なところです。

【急性期病棟 Nさんの結婚後の職場のお悩み】
急性期病棟に勤務していますが、大体帰りは17時〜18時の間には病院を出れる状態でスパッと帰宅。受け持ちの患者さんも急性期ということで少ないということもあり、比較的早く上がれますが、仕事自体の影響が大きく、患者さんが急変してバタバタすることも日常茶飯事で、ずっと気を張り詰めた状態でピリピリ。子供ができた時を考えると余裕をもって仕事と家庭を両立したいと考えているので、外来という選択を考えているのが現状です。

 

子育て中のママさんナースの声

【Yさんの看護師をしながら子育て実録】
子供ができた段階で近所のクリニックに転職しました。外来業務が主なので、ほぼ勤務時間通りに帰宅することができています。私の他に3人ママさん看護師(年齢年代はバラバラ)がいるので、職場内でも理解があるのでとても助かっています。共働きで夫婦共に仕事に出ていますが、家にずっといてアレコレするより職場内でおしゃべりしたりすることで、メリハリが付いてよかったかなと思っています。

【Kさんの看護師をしながら子育て実録】
結婚後、身体や家庭での負担を考えて非常勤で一般病院の病棟勤務へ転職しました。転職する際に、育児休暇や各種制度について重点的に調べており、非常勤でも育児休暇が取れるところを中心に探しました。今は育児休暇取得中で、やはり休暇を取れたのはとても助かっています。育児休暇明けは、同じ病棟内で非常勤として働くつもりなので気持ち的にも楽ですし、転職してよかったと思います。

 

ママさん看護師の状況と実状のまとめ

  • 病院の病棟での常勤はあまり多くない

    病院によってもちろん状況というのは違うと思いますし、病棟の仕事内容によっても違うかと思いますが、病棟で家庭と仕事を両立している人は少ない傾向。もしくは誰かの手を借りなければ中々難しい状態というのが言えるかと思います。(※病院の取り組みにもよります)

  • 時短で夜勤なしという選択

    家庭と仕事の両立を考えた場合、体力的にも「夜勤」というのがネックになってきます。理解のあるお相手さんだったり、協力してくれるご両親が近くにいるというのであれば、話は大分違ってきますが、お子さんが小さい場合色々な問題が降りかかってくることを考えると、日勤のみ。時短勤務でママさんに理解のある職場というのがベストなチョイスかもしれません。

  • 職場の理解が必要不可欠

    「子供が熱を出してしまったすぐに迎えに来てください」と連絡を受けるのは今の時代だからこそ非常に多くなっています。保育所や施設の方も下手にお子さんの状況や容態を勝手に判断できないという世の中全体の流れから、問題があれば親御さんに即連絡というのが一般的になりつつあります。なので、職場の理解や協力というのが必要不可欠になってきます。今では、病院内に保育施設を併設するようなところも増えてきていますので、そういった病院やクリニックを探して転職というのもありでしょう。

 

子育てもやりつつ看護師の仕事もという働き方

家庭と仕事の両立を考えた場合、最もベストなチョイスは「日勤のみ時短勤務可。職場の理解アリ」になるでしょう。もちろん、協力的なお相手や助けてくれるご両親が近くにいるなんてケースや、お金もしっかり稼ぎたいという状況であれば話は別です。

 

それぞれのご家庭の状況はあるかと思いますので、ママさん看護師の働き方の選択肢としていくつかご紹介させて頂きますので、参考にしてみてください。

 

ママさんナースの職場のチョイス

  • 病院(外来)

    実際病院の外来で働いている人を見るとよくお分かりになるかと思いますが、ママさんナースが多く働いているのも外来がママさん看護師にとっての良い選択肢となっている証拠でもあります。勤務時間も短く日勤のみ。お給料はそこそこだけど看護資格を生かせる職場としてママさん看護師には人気の働き方。

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  • 病院(病棟)

    病棟での勤務となると、必然的に夜勤ありになりますが外来に比べお給料はGOOD。ただし、ここら辺は病院の制度や取り組みによって大分違いが出てきます。ママさんナースに協力的な働き方を提供する病棟もありますので、お子さんがある程度手を離れお金も稼がなくならなくなったくらいから働くのもアリでしょう。

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  • クリニック(外来)

    病院での外来同様、日勤のみ勤務時間しっかりという職場が多いのが特徴。近所のクリニックで働けるという強みもありますので、特にお子さんが小さくまだまだ手が掛かるというケースでは選択したい働き方の一つ。

 

ママさんナースの働き方のチョイス

  • 常勤

    パートやアルバイトに比べ福利厚生や制度面でもやはりしっかりしているのが常勤の強み。職場に対しても責任を負う必要も当然出てくるので、お子さんがある程度手を離れ、お金も必要になるぞって時や家庭を守る時に選択したい働き方のチョイス。

  • 非常勤(パート、バイト)
    融通が利き、働き方のコントロールも常勤に比べしやすいのが特徴の非常勤という働き方。「家庭と仕事も両立したいけど、まだまだ子供が可愛いし手も掛かる」という状況にぴったりな働き方。

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  • 派遣やスポットのバイト

    非常勤と同じく働き方を自分でコントロールできるのが魅力の働き方。今月はちょっとお金が必要という場合であったら、夜勤のバイトを入れて稼ぐのも良し(夜勤1回3万〜4万)。土日は旦那が子供を見てくれるのでスポットのバイトでお小遣いを稼ぐ。など、より柔軟に仕事する日や内容を選べるのもポイントのひとつ。

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ママさん看護師に理解のある病院やクリニックを絶対選択!

ママさん看護師の働き方を考えるにあたって最も一番そして重要なことというが『ママさん看護師に理解のある職場』です。ここがすっぽり抜け落ちてしまっている職場はどんなに給料が良くても避けた方が無難です。大変なのは働くママさんだけではなく、子供や旦那さんの家族にも影響してきますので、しっかりと確認していきましょう。

 

ママさん看護師に理解のある病院を見抜く

ママさんの多い地域かどうか

見抜くポイントとして結構有効なのが「ママさんが多い地域かどうか?」という部分です。地域の一般病院と大きな大学病院を経験した看護師さんに実際に話を聞いてみても、住宅地に根差した地域の病院と都心にある大学病院では、そもそも働いているママさん看護師の絶対数が違うとの声もあるほど実は違いがあったりします。

 

大きな病院や大学病院の取り組みとして、保育施設を併設したりママさん看護師や働く人を気遣った取り組みをしているところも増えてきてますが、ママさん達の数や声を「聞かざる負えない病院」と「引く手あまたの大型病院」ではそもそもの考え方が違うというのも現れてきますので、参考にしてみてください。

 

各種制度や病院での取り組みを公表している

妊娠・出産、子育てに掛かる補助や制度を設けているところも多くなってきており、そういったところを選択するべきというのは言うまでもありませんが、こういった制度や取り組みをしっかりHPなどで「公表している・売りにしている」病院やクリニックというのを選ぶのも大切な部分です。

 

公に発表し取り組んでいることをアピールすることは、ママさん看護師を集める代わりに、制度や取り組みをしっかりと履行する義務が発生するということを意味します。制度や取り組みを大々的に宣伝しているのにも関わらず実際は嘘であった。なんてことになれば大問題で病院の口コミや噂も簡単に広がってしまうことので、病院も公表する以上しっかりと制度や取り組みを担保する必要が出てきますので、少なくともしっかりとHP等で紹介している病院やクリニックの方がいいでしょう。

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ママさん看護師の子育てとお給料とに関するお役立ち情報

妊娠・出産に掛かる費用

定期検診代

5万〜10万円

入院費

10万〜30万

分娩費

10万〜30万

新生児の検査費用

3万〜5万

消耗品費

1,000円〜5,000円

マタニティウェア・ブラ・ショーツ・妊娠帯他

10万〜20万円

合計

約40万円〜100万円


さらに詳しく看護師の妊娠・出産について確認するならコチラ
>>妊娠前に絶対チェックしておくべき看護師の働き方【まとめ】

 

 

出産や出産後に受けられる公的制度・助成

出産育児一時金:出産にかかわる直接的な費用の援助(一児につき42万円)
出産手当金:産前・産後98日間に対する給付(職場での平均所得のおよそ67%x98日間分)
育児休業給付金:産後一年間に対して給付されるもの(※職場は「休業」申請している状態)支給額は、育児休業開始から6ヶ月まで賃金の67%、それ以降は50%の支給
失業給付金:出産にあたって会社を辞めた場合の給付金(退職した日の直前6ヶ月間の月給(諸手当を含めた総支給額)の合計÷180の50%〜80%)

 

 

子育てという限られた時間

子育てと家庭。そして家庭と仕事を絶妙なバランスでやっていくこと自体がとても大変で困難なことでもありますが、振り返って見た時子供と過ごせる時間というのはせいぜい20年前後です。

 

これを長いとみるか短いとみるかは人によるかと思いますが、子供が物心が付くまでの本当に手のかかる可愛い時期というのは一瞬なのは間違いありません。当事者となってママとして子供と対峙する時は「大変」「忙しい」なんて気持ちが大半を占めることが多いですが、振り返ってみると子供はあっという間に大きくなっていきます。

 

ママの手を100%借りなければ生きていけないような時期というのは、一瞬でその後もあっという間。家庭と仕事両方とも大切ですが、限られた時間というものを意識して働き方を考えるのも非常に大切なことでしょう。

 

看護のお仕事

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対応エリア 全国
求人数 約128000件
対応職種 一般+大学病院・一般+療養・療養型病院・精神病院・クリニック・訪問看護・介護施設・企業・保健師・警察・献血・学校・保育園・健診センター・治験コーディネーター
電話対応時間 年中無休
おすすめ度 ★★★★★

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ナースではたらこ

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対応エリア 全国
求人数 約108000件
対応職種 一般+大学病院・一般+療養・療養型病院・精神病院・クリニック・訪問看護・介護施設・企業・保健師・警察・献血・学校・保育園・健診センター・治験コーディネーター
電話対応時間 10:00〜20:00
おすすめ度 ★★★★

公式ページ

マイナビ看護師

マイナビ看護師

対応エリア 全国
求人数 約30000件以上(非公開求人が半数を占める)
対応職種 一般+大学病院・療養病院・療養型病院・精神病院・クリニック・訪問看護・介護施設・健診センター・保育園・学校
電話対応時間 平日9:30〜20:30 土曜9:30〜17:30
おすすめ度 ★★★★

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